2009年8月31日月曜日

井戸ポンプ工事でした。

みなさん今晩は。
今日は午後から、急遽井戸ポンプの入れ替え工事に行って参りました。
 
当社で急遽井戸ポンプを入れ替えする場合、お客様は大抵「生産者」の方です。
動物であったり、植物であったり、1日でも水が無いと大きな損害になります。
私達は、お店で水を「買う」事ができるので、1日くらいは何とかなりますが、たくさんの動物や植物に必要なだけの水を買ってくるのは不可能です。
「湯水の如く」という言い回しがありますが、普段何の気兼ねも無く使っているものに限って、突然なくなると本当に不便なものです。
 
今日は幸い、お客様が予備のポンプを持っていらっしゃったので入れ替えですみましたが、もし予備が無いとなると代用品を探したりとんでもない大騒ぎになります。
昨年も、夕方に「井戸ポンプがダメになってしまい、一晩水をやらないと野菜が死んでしまう!!」という電話がありました。
結局夜中1時までかかって当社で持っていた応急用ポンプを投入して急場を凌いだという事がありました。
ポンプを投入して電源を入れて、ホースから水が噴出した瞬間、お客様の笑顔が溢れ、
「よーし!!!」という何とも言えない達成感が満ち溢れます。
 
「困っているお客様を何とか助けたい」
 
この気持ちを大切にして、当社は一生懸命仕事をしています。
お客様の快適な生活を守るため、明日からまた努力して行こうと思います。
 

2009年8月28日金曜日

倉庫整理と宝探し


 
みなさんこんばんは。
昨日から倉庫整理に追われております。
 
当社ではヨーロッパよりパネルヒーターを輸入しています。
来週末から再来週にかけて入荷があるので受け入れ準備をしております。
 
当社のパネルヒーターは、下の写真のように上のふちが丸くなっているのが特徴です。
この部分に製造時のプレス跡や溶接部が無いので、万が一ぶつかったりしても安心な製品です。 





さて、当社はアイルランドのQuinn Radiatorから直接商品を輸入しているわけですが、このパネルヒーターを取り扱うことで、温水セントラルヒーティングに関してかなりのノウハウを蓄積して参りました。
パネルヒーターだけでなく、継手や管材、ルームサーモ、床暖コントローラーなど、他社では扱っていないような商品もあります。
 
当社はこれらを駆使して、他社とは一味違う、より快適な家を創るお手伝いをしております。今年もだんだんと寒くなってきて、私達の出番が来ることを待ちわびております。
これから家を建てられる方で、セントラルヒーティングをお考えの方は、ぜひ一度ご相談下さい。
当社が何かの役に立てるかもしれませんよ!
 
 
 
株式会社 畑商会ホームページ 
http://www.hata-net.co.jp/index.html

2009年8月25日火曜日

オーバーホールの季節です。

みなさんこんにちは。
お盆が明けた途端、伊達市も急に涼しくなりました。
日中は気温が高くても、朝晩のひんやりした空気が秋の気配を感じさせてくれます。
 
さて、ちょっと寒さを感じると急に増えるのが「ストーブのオーバーホール(分解整備)」。
 
毎年春に、「今年はやらなきゃと思ってるんだよねー」と言いつつ、結局秋になってストーブの必要を感じてから依頼してくる方がとても多いです。
私達もお預かりしたストーブを一日でも早く整備してお届けしたいところですが、どうしても作業が追いつかないほど集中してしまうので、毎年申し訳ない思いをしていますが、恐らく今年も同じ状況になりそうです(笑)
 
それで、分解整備のことですが、ストーブだけではなくボイラーも、やはり定期的に整備することを私達はお勧めしています。
 
当社では、よく車の話に例えるのですが、車は必ず2年に一度「車検」があり、必ず整備を受けなければなりません。
車検が必要な理由の一つとして、車を使用するのに問題(危険)の無い状態にしておかなければ、故障が原因で事故が起きる可能性があるからです。
事故が起きると、運転者ばかりではなく、関係の無い人まで巻き込む可能性もある重大なことですので、車の場合は使用者の義務として定期的に点検を受け、整備しておかなければならないのです。
 
でもちょっと考えてみてください。
車はガソリンを燃やして走りますが、ストーブやボイラーも灯油を燃やして熱を造っています。
熱の使い方が違うだけで、どちらも化石燃料を燃やして動いているのです。
 
石油燃焼機器や、ガス機器で痛ましい事故が起きたのも記憶に新しい出来事ですが、どちらも適正な整備を行っていれば回避できたのかもしれません。
ただ、私達が普段使用している機器には点検や整備の義務が無いので、とりあえず壊れるまで使おうという感覚なのかもしれませんが、もしこのブログを読んで頂けたなら、ちょっと考え直してみて下さい。
あなたの身近にも危険が潜んでいるかもしれません。 
 
 
さて、では適正なメンテナンスを行わないとどうなってしまうのか?
こちらは長年使用したボイラーの中身です。

 
どうでしょうこの汚れ具合。。。
衝撃的な汚れ方です(笑) 
 
物を燃やすと、煙やススが出ると思います。そういったものがだんだん積もり積もって写真のような状態になっていまいます。
 
そして、これを掃除すると下のようになります。
 

 
みなさんいかがでしょう!?
 
見違えるようにきれいになりました!!!
 
上の写真では詰まって見えなかった穴がたくさん開いていますね。
この穴は煙の通り道です。
ここを熱い煙が通って、その周りを通る水に熱を伝えてお湯を作るのです。
 
上の詰まった状態では、本来の性能は発揮できません。
よく映画で車のマフラーにバナナを詰めて調子を悪くさせるシーンがありますが、そんな状態です。
 
このまま使い続けると、燃費が悪い上に機器の寿命は短くなり、燃焼状態が悪いので有毒ガスが発生したり、最悪の場合事故が発生するという具合に何一つ良い事はありません。
 
世の中「エコ、エコ」と騒ぎ立てて、どんどん新しいものの購入を促しているようにも感じますが、ストーブやボイラーなど高額なものを買い換えるのは大変です。
だったら、最低限、ちゃんと適正な状態にして使うことも必要ではないかと思います。
 
まだストーブを焚くには早いですが、今のうちに整備を済ませて、必ずやって来る冬に備えてみてはいかがでしょうか?
 
 株式会社 畑商会ホームページ