2010年2月6日土曜日

大寒波でした。

みなさんこんにちは。
ここ数日の急激な冷え込みで、一昨日から凍結解氷の依頼が激増しました。
伊達市は温暖な気候が売りでしたが、それでも北国なんだと実感させられる寒さでした。
 
 
今回の凍結激増の原因は、マイナス10℃前後の気温が数日続いたことによるもので、「30年同じ家に住んでいて初めて凍結した!」とおっしゃるお客様もちらほらといらっしゃいました。
水落とししないで外出していたわけでもなく、普通に暮らしていても気がつくと蛇口から水が出なくなっていたというお客様も多かったです。
 
察するに、今まで凍結を経験されていないお客様が、油断して凍らせてしまったというケースが多かったのではないでしょうか。
マイナス10℃位の気温が続くと、私達が想像する以上に壁の中の配管は冷えてきます。
特に、洗濯機の配管は外壁の中に入っているケースが多く、築30年くらいの建物ですと伊達が温暖なせいか保温が必要最低限の場合が多いです。
そうすると、今回のように厳しい冷え込みが続くと凍結してしまう場合もあります。
 
 
凍結解氷は、専用の道具と専門の知識、そして経験が必要な作業です。
そのために、例え短時間で解氷できたとしても、技術工賃は安いものではありません。
だからといって安易な考えで行うと、火災などの危険もあります。
また、凍結を放置すると配管のパンクによって重大な損害が発生しますので、凍結した際には、地元の設備屋さんや水道屋さんに早めに解氷してもらうことをお奨めします。
 
そして何より転ばぬ先の杖、冷え込みの厳しい夜には水落としを行ってください。
日中でもストーブを消して留守にするときには水落としをすることをお奨めします。
 
その他に凍結防止策としては
・基礎に換気口がある場合は冬の間は閉めておく
・給湯ボイラーの電源を切らない
・水落としした時は、蛇口を開け、蛇口の水抜きバルブを開けておく
・凍りやすい部屋には電気のパネルヒーターやオイルヒーターを置いてみる
 (熱線などで表面が赤くならないタイプ)
※特に基礎の換気口が開いたままの場合はご注意下さい。
 
 
しかしながら、私どもがお奨めしていているセントラルヒーティングの家は凍結の心配がほとんどありません。また、最新の高気密・高断熱住宅も凍結を心配することの無いような高性能な家が増えてきています。
 ご自宅のリフォームや、水周りのリフォームをお考えの際は、ぜひ凍結の心配のない家作りを目指してくださいね。
 
 

節分が過ぎ、これから春へ向うとはいえ、まだまだ北国の寒さは厳しいです。
みなさまも、凍結とお体に気をつけてお過ごし下さい。
 
 
 
 
 
 
株式会社 畑商会ホームページ
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